生徒たちの話を聞いていると、学校ではまだワークは配られておらず、教科書のみの所が多いようですね。
これから本格的に学校の授業が進むと思うので、そろそろ配られ始める頃だと思います。
今回はそんな学校のワークの取り組み方について話していきます。
①学校のワークに取り組むタイミングは?
学校の授業が進めば、その日もしくは遅くても次の日には授業で習った範囲に取り組みましょう。
やはり記憶に残っているうちに演習をして定着させるのが重要です。
そして、次で説明する取り組み方がとても大切なものになります。
②学校のワークの取り組み方は?
何も見ずに正解できた問題は大丈夫でしょう。
間違えた問題が重要となってきます。
ここで1つ言っておくと、どれだけ間違えようが「現時点では大丈夫」ということです。
ワークは理解が不十分な所を見つける作業なので「間違いだらけの真っ赤なワーク」になってしまっても構いません。
これから出来る様にすれば良いだけです。
ちなみに答え合わせは1ページごとに行なってください。
ワークを開いて置いた時に、左ページが終われば答え合わせをする、のように。
一気に何ページも解いてから答え合わせをするのは危険です。
答え合わせをして間違えた問題は、模範解答を空白の部分に書きます。
よくあるのが自分の間違えた答えの上に重ねて書くことです。
これでは元々何を書いていたのか、模範解答は何か分からなくなってしまいます。
あとは自分の解答を全て消す子もいますが、これもNGです。
まずは自分の解答を残しつつ、模範解答もきちんと見えるように書きましょう。
そして、解答と自分の答えを見比べてどこを間違えたのか確認しましょう。
ここでよく分からなければ学校の先生や友達に聞きます。
こうして1ページの答え合わせが終われば、すぐにそのページのやり直しに取り組みます。
やり直しの方法はシンプルです。
間違えた問題を別の紙に解くだけです。
この時の注意点はヒントや答えを見ずに自分一人の力で解き、なぜその解き方をするのかということを意識する必要があります。
答えを丸々覚えてそれをなぞるのではなく、なぜそういう解き方をするのかを理解するのです。
こうやって一人で解けるようになればOKです。
また間違えたら正解するまで何度でもやり直しをしましょう。
③テスト前の学校のワーク
①と②のように進めておけば、テスト1週間前にはほぼテスト範囲のワークは仕上がっているでしょう。
ここからもう一度テスト範囲のワークを全て解いてやり直しまでします。
そして教科書の問題も解いておきましょう。
意外と教科書の問題がそのままテストに出るのです。
もちろんこの時のワークも教科書もやり直しは②のようにやりましょう。
「自分一人で何も見ずに解ける」ようになるまでやるのです。
ここまでやってようやくテストの点が上がります。
緑塾は上のやり方を1から指導しています。
進め方が分からない人、自信のない人は是非とも緑塾で一緒に取り組みましょう!